どうも、滅多に複勝は買わない男、ノブです。
しかしながらこの記事は、その滅多に買わない複勝を珍しく買った時、驚きの配当になったという話です。
衝撃の複勝馬券
これは、僕の長い馬券生活の中でも、おそらく一生忘れることはないであろうエピソードの一つです。
タイトルの通り、複勝で8,500円をゲットした、というお話。
金額だけ見ると万馬券というわけでもないですし、そこまで大きな金額では無いのですが、これが複勝というのがポイントです。
単勝でも85倍は滅多に出ない
85倍、それは100円が8,500円になるということ。それがどれほど凄いのかは券種によります。
三連単ならむしろ安い配当の部類ですが、三連複ならまずまずといったところでしょうか。しかし、馬連であれば8,500円もつくとそれなりの波乱です。さらに単勝となると、85倍の馬が勝つなんてのは本当に稀なこと。
これが複勝となると、どれほど凄いのか…とりあえず重賞クラスでは歴代最高配当です。
ちなみに、2007年のNHKマイルカップで18頭立ての最低人気で3着に突っ込んだムラマサノヨートーが複勝で3,900円、さらに時を遡って、1989年に20頭立ての最低人気でエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリス(単勝43,060円)でさえも、複勝は7,670円でした。
この複勝8,500円というのが、いかに凄いかお分かりいただけますでしょうか。
この記録を樹立した馬
あのサンドピアリスをも凌駕し、重賞における複勝配当の記録を樹立した馬がコチラ。
もしかしたら覚えている方もいるかもしれませんが、新馬戦でいきなり単勝万馬券をたたき出すと同時に、JRAの三連単歴代最高配当の29,832,950円を記録し、一躍時の人(馬)となった、あのミナレットです。
ちなみにミナレットが新馬戦で記録したJRAの三連単歴代最高配当記録は2022年末時点で未だに破られていません。
2015年ヴィクトリアマイル
そう、それは2015年のヴィクトリアマイル。
当時、自他ともに認める穴党だった僕は、このレースも荒れると踏んで、張り切って予想しました。
結果、6頭まで絞り込んだのですが、その6頭の中に18頭立て最低人気のミナレットもいました。そして僕はその6頭の馬連ボックスを購入。
さらに、普段は複勝を買うことなどないのですが、なぜかこの時はミナレットの複勝も100円だけ購入していたのです。
複勝を買った理由は正直あまり覚えていないのですが、さすがの僕も最低人気の馬を買い目に入れることは滅多にないので、おそらく「もし馬連がハズレても、あわよくば」くらいの感じだったと思います。
そして迎えたレースがコチラ。
1番人気 ⑮ヌーヴォレコルト 2.2倍
2番人気 ⑥ディアデラマドレ 5.5倍
3番人気 ④レッドリヴェール 7.8倍
1着 ⑤ストレイトガール 5番人気
2着 ⑦ケイアイエレガント 12番人気
3着 ⑱ミナレット 18番人気
単勝⑤1,410円、馬連⑤-⑦36,880円
三連複⑤-⑦-⑱2,860,480円
三連単⑤-⑦-⑱20,705,810円
複勝⑤490円、⑦1,020円、⑱8,500円
ちなみに、この時の三連単配当も、GⅠレースでの歴代最高配当です。
馬券の結果
肝心の馬券の結果ですが、残念ながら馬連ボックスはハズレました。
前述の⑱ミナレットと、前走で重賞を勝っている⑦ケイアイエレガントまでは買えたのですが…
1600mでは前年のヴィクトリアマイルの3着が最高着順というバリバリのスプリンターで、しかも前走で高松宮記念を1番人気ながら13着に惨敗していた⑤ストレイトガールを嫌ってしまい、見事に玉砕しました。
直線では一瞬、夢を見たんですけどね(笑)
しかしながら、どういう風の吹き回しか珍しく買っていたミナレットの複勝が当たり、とりあえず馬券収支的にはプラスで終わりました。ありがとうミナレット。
それでも「なぜワイドで買わなかったのか」と、その後一週間、後悔が続いたことも今となっては良き思い出です。
なぜ買えたのか
さて、ここまで読んでいただくと、ここが気になるのではないでしょうか。
なぜミナレットを買っていた(予想に入れていた)のか
前走で重賞を勝ちながらも人気の盲点になっていたケイアイエレガントはともかく、普通に考えたらミナレットまでは印が回りません。(だから最低人気なのですが)
実は、人気薄で穴をあける馬には多くの場合、穴をあけるだけの根拠(パターン)が存在します。そして、その根拠(パターン)は、過去に穴をあけた馬と重複することが多いのです。
つまり、過去に人気薄で穴をあけた馬のパターンと同じようなパターンの馬が出馬表にいれば、その馬もまた人気薄で穴をあける可能性が高い、ということ。
そして、当時から僕の脳ミソの中にあったとある穴パターンに、ミナレットがしっかりとハマっていたのです。
結果として連(2着内)には残れませんでしたが、人気を考えたら3着に頑張ってくれただけでも上々でしょう。
僕はその後もデータを集め続け、また新たな穴パターンも研究し、そうして蓄積された様々な穴パターンを誰でも見てわかるようにしたものを『穴馬が激走する20の法則』として、僕の馬券理論の一つとしてまとめました。
そこには「そんなパターンがあったのか」と目から鱗が落ちるような、これまで誰も提唱してこなかった、それでいて汎用性と再現性の高い穴馬激走パターンをこれでもかと詰め込んでいます。
これにより、誰でも簡単に出馬表から穴馬を見つけ、コンスタントに高配当の馬券を当てることができるようになります。
もし、あなたが今、
回収率70%くらいしかねぇよ…馬券買うたびにどんどんマイナスが膨らんでいってるし、そろそろデカイの当てないとなぁ。なんか穴馬を見抜くいい方法はないものか
と思っているならば、ぜひ下記の記事もご覧ください。僕の馬券理論について、もう少し詳しく書かせていただいています。
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ミナレット